古民家

土浦の離れ⑤

少しずつ進んできた土浦の離れの工事。

床の下地が終わり次からメインイベントとも言うべき壁塗り作業がはじまります。漆喰を塗りたいのですが壁を左官で綺麗に仕上げるのは至難の業なので、ある程度練習をしてから塗りの工程に入りたいと思います。

塗りの工程と同時進行で床の仕上げ材の発注、そして建具屋さんと電気屋さんに入ってもらう段取りをしなくてはいけません。

しかし解体から設計・施工までやるとなると結構しんどい。技術的にも出来ないと出来るの境界線が曖昧のために作業も練習しながらなので時間が読めない。職人さんの凄さを改めて痛感する日々です。そしていつもお世話になっている工務店さんのスケジュール管理の凄さにも感服するばかり。

建築を作るとき本当に多くの方に支えてもらっている事を感じます。

 

自分で設計して自分で作ることは、設計士としての理想の一つではないかと思います。

今、本当に贅沢な時間を過ごしています。

もう一回やれと言われたら少し考えるけど。

 

断熱材の上に気密シートと気密テープを施工。これで空気の流入を防ぎます。

 

床下地の工事もあと少し。

 

 

 

土浦の離れ④

土浦の離れの工事が少しづつ進んできました。

床の解体が終わり、新しい根太を設置して、これから断熱材をその間に入れていきます。まだまだ完成には程遠いですが、徐々に形になっていくのは楽しいものです。 少しずつですが丁寧に工事・作業を進めていきたいと思っています。

床解体後、新しい根太一本目。


古いものに新しい根太の共演。マウンティング。


少しずつ現場の感じが出てきました。


作業台の上はいつも整理整頓!


大工さんの凄さを痛いほど感じる。

 


 
 
 
  

土浦の離れ③

半分ほど床の解体が終わりました。これからこの半分に断熱材と新しい床下地を貼っていきます。

解体も回を重ねる毎にかなりスピードアップしてきました!いろいろと試した結果やはりテコの原理を活かしての解体がベストだということがわかりました。

試行錯誤って言うほどのものではないですがしっかりと考えながら解体を行っていくと解決策がどんどん出てきて設計とは違った面白さに気が付きます。

 

解体しながら考えたのですがこの物件は図面を描かないでやってみようかと思います。そこの場で考えた実際の寸法の中でどんなものが生まれるか試してみようかと思っています。

土浦の離れ②

今日の現場から②

現在進んでいる自主施工の古民家再生もゆっくり、少しづつ進んできました。

ようやくゆかの1/4が解体でき、床下の様子がわかるようになりました。あと少し床を解体した後、床を貼って作業場所を確保しながら進めていくことになります。

解体を進めていると思考の仕方が変わっていくことに気づきます。

体を動かして、現場の中で考えていく。変化に対応していくような。

何か面白いアイディアが生まれそうです。