事務所前の梅。
今年も梅の季節がやってきて、華やかな桜の季節が近づいてきました。そんな中、遅咲きの事務所前にある梅も花を咲かせています
花見というと梅よりも桜ですが、私は桜よりも梅派。もちろん桜も好きですが、梅の方が静かにその存在を示しているような気がして見ていて落ち着くのです。
もちろん桜も好きですし、毎年自転車に乗ってお花見ライドをするのが毎年の恒例でもあります。でもやはりそばにあってほしいのは梅ですね。事務所の前でこういった好きな花が見られるのは幸せです。
今年も梅の季節がやってきて、華やかな桜の季節が近づいてきました。そんな中、遅咲きの事務所前にある梅も花を咲かせています
花見というと梅よりも桜ですが、私は桜よりも梅派。もちろん桜も好きですが、梅の方が静かにその存在を示しているような気がして見ていて落ち着くのです。
もちろん桜も好きですし、毎年自転車に乗ってお花見ライドをするのが毎年の恒例でもあります。でもやはりそばにあってほしいのは梅ですね。事務所の前でこういった好きな花が見られるのは幸せです。
新しいプロジェクトがはじまります。
少し古い民家のキッチン改装です。小屋組みがキレイで要望・そして全体のコンセプトの中に活かしていきたいと考えています。
材木に墨で書かれた文字がカッコイイ。そのまま残そうかな。
明けましておめでとうございます。
皆様の一年が佳き年になりますようお祈り申し上げます。
今日から仕事始めです。今年は建築設計を中心に、建築関係の事で困ってらっしゃる方の悩みを一つでも多く解決できればと思っています。
今年も先がわからない素晴らしい年が始まりました。
皆様本年もよろしくお願い申し上げます。
少しずつ進んできた土浦の離れの工事。
床の下地が終わり次からメインイベントとも言うべき壁塗り作業がはじまります。漆喰を塗りたいのですが壁を左官で綺麗に仕上げるのは至難の業なので、ある程度練習をしてから塗りの工程に入りたいと思います。
塗りの工程と同時進行で床の仕上げ材の発注、そして建具屋さんと電気屋さんに入ってもらう段取りをしなくてはいけません。
しかし解体から設計・施工までやるとなると結構しんどい。技術的にも出来ないと出来るの境界線が曖昧のために作業も練習しながらなので時間が読めない。職人さんの凄さを改めて痛感する日々です。そしていつもお世話になっている工務店さんのスケジュール管理の凄さにも感服するばかり。
建築を作るとき本当に多くの方に支えてもらっている事を感じます。
自分で設計して自分で作ることは、設計士としての理想の一つではないかと思います。
今、本当に贅沢な時間を過ごしています。
もう一回やれと言われたら少し考えるけど。
本日、12月3日で事務所設立から2年が経ちました。
改めて振り返ると2年間結構いろんなことがあって、でもその割には短かったような気がします。
うまくいかない時もありましたが、なんとかまた一年間この仕事を続けることが出来ました。
独立前からのお付き合いがある方々からの相談や依頼は飛び上がるほどに嬉しくて、友人と挑んだコンペでは良い結果は出なかったけど今後の可能性を感じたし、協力してくださる地元の工務店さんにも恵まれて、振り返えるとやっぱり独立して良かったなと思います。そしてあたらしくご相談してくださる方々との出会いも嬉しい限りです。
今後も目の前にある仕事に対して一つ一つ丁寧に向き合い、それを積み重ねていこうと思います。
そして12月3日ということで、1,2,3と一歩ずつしっかりと歩みを進めていきます。
正直不安なことも多いけど、続けていこうと決心を新たにした二周年記念日でした。
これからも皆様よろしくお願い致します。
5周年あたりには盛大にパーティをやろうと思っています!
土浦の離れの工事が少しづつ進んできました。
床の解体が終わり、新しい根太を設置して、これから断熱材をその間に入れていきます。まだまだ完成には程遠いですが、徐々に形になっていくのは楽しいものです。 少しずつですが丁寧に工事・作業を進めていきたいと思っています。
先日、GAギャラリーで行われている小嶋一浩展に行ってきました。
生前、講演会などでお話を聞く機会はあったのですが直接お会いすることはできなかった。それはもうどうしようもないけれど、一度お会いしてみたかった。
多分いつも気後れしてしまう僕のことだから、質問なんて出来なかったかもしれない。でも真摯に質問したらこの人は真摯に返してくれたんじゃないかと勝手に思っています。
展示はプロジェクトの模型・スケッチを中心に小嶋さんの思考の一部が垣間見える内容になっています。デザインはもちろんの事、コスト・これからの行末までも並行して考えてらっしゃる跡が残るトレペから小嶋さんは建築家でもありながら敏腕プロデューサーでもあったんだなと思う。
そして展示の中には「これからは教育が重要になってくる」という言葉がスケッチの中にあり、この人の思考は未来への可能性につながっていたんだろう。
もう語尾には推測の言葉しか使えないけれど、この展示を見て何がこの先重要なのかを問われている気がしました。
僕も建築士として何がこの先重要か、常に考えてこれからの仕事を続けていきます。この先建築という分野からは食み出すと思うけどこの事は常に肝に命じておきます。
国立新美術館で行われている、安藤忠雄展へ行ってきました。
ギャラリートークに合わせて日程を調整して、平日の金曜日に乃木坂へ。展示はもう盛りだくさん、凄まじい内容です。これだけの個展を開いて採算がとれるのは日本では安藤さんただ一人ではないでしょうか。建築関係者でなくても、ものすごく楽しめる展覧会だと思います。模型やドローイングは美術品としても十分な価値があると思いますし「世界にはこんなことをする人がいる」ということを学ぶにはうってつけの展覧会です。(ギャラリートークの時に安藤さん自ら話されていました)。
初期の作品である「住吉の長屋」などから多くの作品が展示されており、僕は見終わるのに4時間を費やしました。(普通の人は2時間ぐらいかな)それほど内容は充実しています。
安藤さんの作品は実物の方が写真よりも驚きや感動があります。時折写真のほうが良かったなと思う建築物も正直ありますが、安藤建築はそれがないように感じます。その理由は展示されている図面の中の緻密に検討されたディテールにあると思います。もちろんディテールだけではありませんが、緻密な積み重ねが素晴らしい建築物になっていく過程を強烈に見て、感じる事ができます。それを目にすると身が引きしまる思いと同時にそれ以上の感動を覚えます。建築物に対する挑戦という今回の展覧会のテーマでもある信念があってこその膨大な積み重ねを可能にしています。
そしてその挑戦という面は年代を追っていくように展示されている作品でも垣間見えることができます。シンプルな外観の住吉の長屋から様々の形状・内部の変化を内包していく住宅の流れから多くの挑戦を見ることができ、そしてそれらの住宅から進行中の大きなプロジェクト・活動から社会に対して何を還元できるのかという挑戦も見ることができます。年齢とか職業とか関係ない、自分が何ができるか、社会に対して何を還元できるか考えるキッカケ・挑戦するキッカケになる展覧会でないでしょうか。
1度だけでなく2,3度訪問したい展覧会です。
今やっている改装の仕事ですが、それが今までの枠から少しだけはみ出しているかを考えています。
既存の枠組みから少しだけはみ出す事ってすごく面白くなると思うんです。大きくはみ出すのはちょっと難しい時でも少しだけなら何とかなる。
その少しだけ、はみ出すということを継続してやっていけたらと思い設計しています。
今、街において何かはみ出すことをしようとするといろいろ制約がかかって来ます。その制約は何かあった時に誰が責任を取るんだといった責任問題の点が大きいのです。責任の所在を公にして事故などを許容できる体制づくり(周囲からの理解が必要ですが)を少しずつ作っていき”はみ出す”事を許容できる空間を作っていくことが豊かな街になるのではと思うのです。
窮屈にこれもダメ・あれもダメでは何にも面白くない。閉じていてもどこにもつながらない。それでは寂しく面白くもないので、何か他の事柄・人との出会いを生み出すには物質的・感覚的に“はみ出している”空間が必要だと思うのです。
百貨店の衰退とイーオンなどの大型ショッピングモールの成功もその事が違いを生んでいるような気がします。前者は限定された売買・空間だけ、後者は映画なども含めた複合的なサービスとゆとりがありイベントなども行えるスペースを有している”はみ出す”事ができる。そんな違いがある気がします。
ゆとりとか余裕と言い換えることが出来るかもしれませんが、今回は自然の中に少しだけ”はみ出す”空間を作っています。
親友の結婚式のために、東京の椿山荘へ。
中には立派な庭園があり、中は自由に出入りができ散歩などもできます。チャペル内からも庭園が眺められて、駅からの道すがらには想像もできない緑がありました。
都市の中での大きな緑は重要な存在だと思います。ここを民間の企業が有していて、またそれが活用されていることは都市環境においては貴重な存在です。公共の土地だったらいろいろな意見や思惑が錯綜して上手くいきません(明治公園などの大きな公園は別として)。
親友の思い出の場所として今後もずっと残って欲しい。