夏目友人帳。

アニメの夏目友人帳をネットで毎回見ています。

前から漫画やアニメなどは好きなのですが、夏目友人帳はほのぼのとした日常のスピード感の中に妖と言われる妖怪との関わり合いという非日常の出来事がある不思議な感覚をもつアニメだと思います。

内容も大切なものについて考えさせてくれる内容で、日本昔ばなしのようです。

日本昔ばなしはその話の一つ一つに道徳的な教えがあって、夏目友人帳はその現代版と言っても良いと思います。

 

戦闘シーンなどが主なアニメや漫画も面白いものがありますが、夏目友人帳のようなほのぼのとした他者との関係を描いていく作品も子供達には見てほしいです。

でもスピード感から言えば、ちょっと大人向きのアニメでもあります。大人も子供も楽しめるアニメとしてオススメです。

 

積雪。

今朝から降り続いた雪が畑や屋根をうっすら雪化粧に変えました。

日本という国はこういう天気の変化を楽しんできた所だと思います。

 

通勤通学がある人にとっては雪などは交通機関の乱れとなるので嫌な存在かもしれませんが帰宅してからそれを楽しめる家を作りっていこうと思っています。

雨や雪・風を楽しめるとより豊かな暮らしになります。

 

ただシェルターとしての建物というより、人を守ってなおかつ楽しめる家を、とこういう天気の日は思ったりします。

 

 

11月20日 茨城県北芸術祭。

最終日に茨城県北芸術祭に行ってきました。

すごく範囲が広い芸術祭でしたので、車で様々な作品を紅葉と共に楽しんできました。今回が初めての開催なのですが、地元の方々の熱心な宣伝や活動、ボランティアの方達の尽力もあり各会場は多くの方で賑わっていました。

以前は現代美術を難しく考えながら見ていましたが、今回作品を見ながら思ったのは、こういった作品に関しては自分の趣向や感情的な部分(キレイとか驚きとか)がまず大事でそこから気になった作品の意図を感じ取る事が良いのではないかと。まず単純に楽しむことが重要なんだと。

その楽しむという点に関してはすごく良かった。体験できる物も多く、素晴らしい芸術祭だったと思います。もうすでに次回開催をという声も上がっているので、2年から4年に一度の開催を期待したいです。

また芸術祭の集積として残せるものは行政と協力し維持しながらの展示も今後検討していただきたいです。

 

ただ作品ごと、エリアごとの距離が遠すぎるので、作品をもう少しだけ集約して、エリア同士とエリア内の移動手段が充実するともっと楽しみやすいのではないかと思います。

それこそ住民の方のガイドツアーなんかあっても面白い。

 

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杜の蜃気楼 森山茜

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No.85 ワン・テユ

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              ブラックフィールド 2016  ザドック・ベン=デイヴィッド

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回廊の中で:この場所のための4つの虹 ー KENPOKU ART 2016のために ダニエル・ビュレン

(敬称略)

 

美術館の中ではなく、こういった展示する “ 場所 ” がある現代美術は場所の特性やバックボーンを蔑ろにすると瞬く間に滑稽な作品になってしまいます。一見その場所との関係性が見えなくても深い所で作品と場所がつながっている。

建築もそんな場所とのつながりが大事です。そういう意味では現代美術と建築は似ているのかもしれません。

 

一年前に植えたリュウノヒゲ。

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一年目に植えたリュウノヒゲ。タマリュウという種類です。

グラウンドキーパーとして植えた時は、まだまだ頼りなかったのですが今ではしっかり根付いてどんどん株を増やしていっています。

このタマリュウは寒さ・暑さに強く、ある程度の乾燥・湿潤状態でもしっかりと育ち、なおかつ日照が少ない場所でも育つというグラウンドキーパーとしては優等生な植物です。ここは少し日照も少なく、湿っている場所ですがすくすく育っています。

 

その土地の状態によって適している植物は変わってきます。

植物を植える時と同じようにその土地に合った家を、まるで土地に合う種を選ぶように設計出来たらと思っています。

 

神田「まつや」さん。

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上の写真は神田のまつやさんです。建物は東京都の歴史的建造物に指定されています。

両脇は5~6階建ての比較的新しい建物です。まつやさんも両脇のような建物に変えて、1階部分のみを店舗として営業すればもしかしたら上階のマンションやテナント料で大きな利益を得ることが出来たと思います。しかしそれをしなかった。

守るということを選んだ。常連さんや神田のため、様々な理由はあったと思いますが並大抵の覚悟ではないことは確かです。

 

守るということはただ継続していく事ではなく、古きものを残しつつ、常に新しいものに挑戦していく事だと思っています。継続していく中で挑戦をしていかないと残っていけないことを示唆している建物かもしれません。

 

 

夕焼け。

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いつもの散歩道の土浦市の鶴沼公園です、夕焼けがきれいだったので一枚。

 

最近、新しいiphone7のカメラの良さに驚きます。一眼レフを持っていない時にはすごく役に立ちますし、現場などの写真はiphoneで十分。

 

でもiphone7は音がすごく大きいので、静かな夕暮れ時は目立つのが難点です。

出来ればいつでも一眼レフのあの重量感の中で写真を撮りたいですね。

トーマス・ルフ展。

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写真:「トーマス・ルフ展」国立近代美術館

 

今日はお休みを頂いて、トーマス・ルフ展へ。

美術展などは、大体振替で平日に休みをとって比較的空いている時に行くようにしています。

今回は今月13日で終了してしまう、トーマス・ルフ展@国立近代美術館へ。

写真を撮って現像して発表するだけではなく、撮影技法の研究・画像などの情報収集・細やかな計算と偶然性・深い探求・研究心があふれる展示でした。

いろいろと虚構や現実の境界線について考えてしまう内容でした。

 

今自分が見ている現実の世界も他人にとって絶対に目にする事が出来ない、いわばフィクションのような存在であって、そこにカメラや画像・インターネットなどが介在することでより虚構性が色濃くなる。しかし写真はそこにあり存在している。

この現実と虚構の双方が介在するカメラや画像という矛盾を表してその境界をさがしていくような作品達でした。

 

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ちょっと考えた後は蕎麦が食べたかったので神田の「まつや」さんへ歩いて移動。

うまい蕎麦は寒くても、”もり”でいきたくなりますね。蕎麦湯がうまい季節になりました。

 

 

自転車の楽しみ方。

膝の怪我が治って、二年ぶりにお世話になっているつくば市二の宮にあるオン・ザ・ロードさんの走行会へ。

 

前よりも体力・筋力も落ちて一番遅いクラスでも置いていかれる始末。

でも膝にすこし違和感が残る程度で痛みはなかったので、それが確認できただけでも大きな収穫になりました。

 

他の方がコースを延長するというので、自分はもう一人のメンバーの方と早めに切り上げることに。

その方も大きな怪我をした事があるそうで、大事をとって切り上げたとのこと。道すがら怪我のことや土浦、つくばの事を話しながらお店にゆっくり帰る。ゆっくり景色を楽しみながら走る、これもすごく楽しい。

自転車はただ早く走るだけではなく、いろいろな楽しみ方が出来るという事が素晴らしいのだと再認識した日でもありました。

怪我があるのでもう自分自身速くなることは難しい。でも他の方と同じように自転車を楽しむ事だったら出来る。

速さを競うだけが自転車ではない。(でも速い人にはメチャクチャ憧れるんだけど・・・)

目線を変えることの重要性を自転車が教えてくれたそんな日でした。

 

納屋の設計。

今、農家のお宅の納屋を設計しています。

写真などはまだお見せできないのですが、のちのち。

 

その納屋の条件が少し変わっていて、もともとあったプレハブ小屋の壁を再利用するというものです。その壁を活かしながら納屋として成立させていくという新築とは違った条件なので考えていくのがとても面白くなりそうです。

構造的にもしっかりとしたものにしなくてはならないのでじっくりと考えていきたいと思います。

 

納屋は昔から農機具を置く場所として中は暗く、とりあえず中に置ければいいというものが多いです。

しかし農機具は見れば見るほど本当にカッコイイ!特にトラクターやコンバインに代表される農耕機や鍬や鎌など鉄を使った農機具は徹底的に機能面を重視して合理的に作られているのでそれだけでカッコイイ。

そんなかっこいい農業器具をカッコよく見せる。

そんな農機具をディスプレイするような納屋に出来たらと思います。

 

野鳥を保護したら。

飛べなくなっている野鳥を見つけたので、どこかで診察してもらおうといろいろ調べてみると通常の動物病院ではなく都道府県指定の動物病院で対応してくれるらしい。

早速電話で聞いてみると窓口として指定病院があってそこで保護し、その後県の鳥獣保護センターに移送し治療するとのこと。

それじゃあと、新聞紙をひいたダンボールに野鳥を入れ、病院へ。野生の鳥獣は無料で保護してくれるらしく、先生に発見した状況を説明して野鳥を預かってもらいました。

 

無事に助かってくれると嬉しいのですが、種類を調べてみたらオオバンという渡り鳥で冬は温かい場所に移動するようで早く治ってそっちに行けるかが心配です。

県によってはレッドリストに掲載せれている所もあるようで、他の動物に襲われる前に保護できて良かったと思います。

 

ちなみにオオバンとはこんな鳥です。

日本野鳥の会HPから 「オオバン