あまり見れない梨の花。

近くの梨農園にて、梨の花です。

農家の方や近くに梨がある方ではないとあまり見かけないと思いますが、梨の花は素朴ながらも綺麗なんです。

これらの花に受粉を行って、夏には美味しい果物が出来上がります。そちらも楽しみです、というか早く梨が食べたいです。

夏までのお楽しみです。

 

散ってもなお。

散ってもなお綺麗な花はなかなか無い。

ただの水たまりを綺麗にできる桜の凄さを感じています。

 

何気ないものをきれいに見せてくれる。

桜は日常を彩るようなちょっとしたスパイスでもあるのかなと思ったりします。

 

ひっそり佇む。その時を待っている。

つくば市にある集合住宅です。しかしもう入居者はいません。近いうちに取り壊されて払い下げられ企業などによる入札後、マンションもしくは場所的には住宅地として開発されると思います。素晴らしい住環境がここにあったのだろうと容易に想像できるキレイで新しい廃墟です。

ただ再開発し住宅地とした方が経済的には良いはずです、ノスタルジーだけでは語れない部分がこういった土地や住宅地にはあります。それにつくば市内の駅近の住宅は未だに人気がありますし。

西日に照らされ配管が寂しく光っています。とても丁寧なメンテナンスが行われていたのか配管がまだきれいです。

各住戸には前庭からベランダを通じてアプローチできるようになっており、現在のアパート等には見られない形です。

 

まだまだ住めそう。と言うか借りて事務所とか開きたい。そういう人いっぱいるのではないでしょうか。借地借家法の観点から貸すのは難しいのかもしれません。

 

大きい木蓮が何本かあったので、こういった生活の目印となる木々を残しての開発も必要ではないでしょうか。コンテクストを少しだけでも残してその土地に昔からあった要素を残していく。それも悪くないと思います。

 

トタンの不思議。

移動中ふと、気になるトタンを見つけました。

なぜか全体が錆びついているのに、一部分錆びていない。なぜだろうか。

多分、トタンを留めている部材の成分が雨で溶けだして酸化還元反応を抑制したと考えられる。

 

詳しいことは置いといて、トタンのように天候によって少しづつ変化して予想外の姿を見せてくれる材質はすごく気になってしまいます。

 

建築散歩。

先日は青山で行われるクリエイティブナイトを聞きに行くために都内へ。

できるだけ周辺で行われているイベントもあわせて回ってきました。

 

1.吉岡徳仁 スペクトル

光を中心とした展示の中でも人間は光の反射で物を認識していると感じさせてくれる展示でした。

 

2.ソニービル it’s sony 展

寂しいかな、ソニービルが見られるもの今月いっぱいです。中では子供も楽しめる展示がしてあります。

銀座に街路の延長のような建物を作るというコンセプトが今でも色濃く感じられて、多くの人々がふらっと入り、楽しみながらソニービルとの別れを惜しんでいるようでした。

 

 

3.クリエイティブナイト

エイトブランディングさんが企画されているトークイベント毎回とても興味深いゲストが登場しています。今回は佐久間悠さんでした。今後も参加していきたいイベントです。次回も楽しみ。

 

 

春の風物詩。

いつも家で手作りをするよもぎ餅です。

よもぎは邪気を祓うと言われていたそうで、体調を崩しやすい季節の変わり目に食されていたようです。

春のお彼岸には我が家の食卓はよもぎのいい香りで包まれます。

 

 

用例採集②鎌倉出張にて。


鎌倉出張で気になった建物。
直角に並ぶ前二面の2つの三角屋根が後ろ側で四連の三角屋根になるポンプ場です。

塊のようにも見える無機質なコンクリート造が三角屋根と線路に挟まれた敷地形状の影響で屋根の変化が生まれ、建物の印象を軽快にしている。
そして表面には装飾が三段階に施され、小気味いい印象にもなっています。

塊として街に大きくあるというよりは街に合わせて形を変えている建築物だと思います。

6年。

あの大地震から6年が過ぎました。

あの恐怖だった揺れとその後の混乱。今まで体験したことの無いものでした。

 

今の時代ボーダーレスやグローバリズムが叫ばれて久しい時代ですが、ほんの数キロや数百メートルでさえも大きな違いを感じ、遠くのことに目を向けすぎて近くのことがわからなくなっていたと感じた人は多かったのでは。

 

未だに原発や余震・仮設住居・住む土地についてなど様々な問題がありますが、それを感じられるのも生きていればこそです。

被害が少なかった土地ではありますが、とにかく生きなくてはと思った日でもありました。

 

今は復興などの文字は東北三県の紙面にはあまり見かけられないようです。私達も復興と特別視するのではなく、いつもどおり遊びに行って、肩を組んで笑っていく方が良いのかもしれません。

東北に気軽に遊びに行く、美味しいものでも食べに行こうと。

東北のこれからが楽しみです。

今年はそんなこれからが楽しみな東北のツールド東北にエントリーしてみようと思います。

 

最後に、被害にあわれた方の傷が早く癒えますように。

 

2017.3.11 池田俊彦