その他

経営も重要な仕事です。

今日は資格学校での仕事のせいにして溜めていた領収書などの整理を。 あまり好きではない作業ですが申告のためにもしっかりとやっておかなくてはいけない仕事です。

まだまだ駆け出しの事務所なのでクラウドサービスへの簡単な入力のみなのですが数が多いのでいかんせん時間がかかる。知り合いの建築家さんが経理の方に頼んでいる理由がよくわかります。

単純作業ですが実に苦しい、本業の人がいたらどれだけ心強いことか。 餅は餅屋に聞けと言いますがまさにその通り。

これからは仕事をいろいろな専門家に依頼するようにしたいなと切実に思います。自分の専門以外のことは他の専門家に任せる方が自分でやるより数倍効率がいいし、お金を払ってもお釣りが来る。 その道の専門家たちと一緒にする仕事はとても面白いということは重々承知しているので、来年からはそうできるように益々仕事に精進しなければなりません。

 

頑張るぞ。

あれ、なんか年の瀬に書く内容みたいになってしまった。

まだまだ今年は続くのに。

 

台風。

今、雨が降り始めました。台風三号の影響かと思われます。

 

台風は低気圧・晴れは高気圧と言われますが、この気圧という概念はトリチェリ・パスカル等によって作られ、後に気圧計も発明されました。

そして気圧と天気の相関を発見したのはドイツのマグデブルグ市長であったゲーリケでした。彼は気圧の測定を連続して行い、気圧と天気の変化に関係があることを発見します。この発見がその後の気象学の基礎のなったのは言うまでもありません。

 

ゲーリケの何が凄いのか。それは発見があるかわからないけれど仮説をたて、研究・計測を続けたことだと思います。もしかしたら仮設自体が間違っているかもしれません、しかし彼は続けた。そして発見をしました。

しかしただ続けているだけでは発見はなかったのではないでしょうか。彼は続けながら仮設を立て、検証を繰り返したはずです。

 

ただ漠然と続けてるのではなく、目的意識を持って、試行錯誤を繰り返すことの重要性を彼の研究は教えてくれます。

続けると突き抜ける瞬間があり、ダメでもこれはダメだという発見がある。この先に何があるかわからないけど、しっかりと続ける事の重要性を台風のニュースを見て思い出しました。

 

遅ればせながら。

皆様、あけましておめでとうございます。

本日1月5日より通常業務に戻ります。

また新しい一年を迎えるにあたって、色々と学びながら新しい挑戦を続けます。一年間に行った事が少しずつ浸透していくように。

少しづつですがしっかりとした歩みをしていきたいと思います。

たとえ嫌われようとも良い方向に進めていけたら、それが本当にいい方向であり、私達建築士がしなくてはいけないことだと思います。

 

それでは皆様、今年一年もよろしくお願い申し上げます。

池田俊彦建築設計事務所

代表 池田 俊彦

年末年始。

年末年始は12月28日~1月4日までお休みをいただきます。

お休み中の間に頂いたご連絡に関しましては1月5日から順次ご対応させていただきます。

 

この一年いろいろ苦しいこともありましたが、多くを学ばせていただいた一年でした。そして今後の方向性を少しずつ考えていけた一年となりました。

来年は古民家の改装・シェアオフィス・ランドリーカフェの計画を主に進めていきます。

次の一年自分を信じて、一つずつ丁寧に仕事をしていきたいと思います。

すごく、ありがとう2016年!

さあ行こう、楽しみだ!2017年!!

 

皆様、2016年大変お世話になりました、良い年の瀬をお過ごしください。

近くの名建築。

つくばには世界に誇るポストモダニズムの傑作と言われた磯崎新氏設計の「つくばセンタービル(1983年)」があります。現在はオークラホテルが入る複合施設です。

外部にある広場はローマにあるカンピドリオ広場を反転したデザインになっています。

僕が生まれてすぐにオープンしたこの建物は子供だった自分にとっては何か不思議な建物で少し大人のための空間のような気がして入るのにドキドキしたのを覚えています。

 

以前磯崎新さんのスタッフの方にお会いした時、つくばセンタービルの話になり、

「子供の頃は何か不思議な感じの建物で入るには特別な許可みたいなものが必要かのように感じていましたが、大人になってからはあの建築はつくばのアイコンで、日常のものになっています。それでいて全然古臭くならない所が好きです。」

と失礼かと思いながらもお話していたらその方は(このセンタービルも担当だったそうで)磯崎さんに聞かせたいな~と言って笑顔で聞いてくださったという思い出があります。

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つくばの名建築はいつもつくばの人々の中の日常にあるような気がします。

 

そこにある意味を考える。

最近、自分のこれからのテーマは何かと考えています。

考えの元となる研究テーマみたいなものです。

それで考えたのが、それがそこにある意味を考えていくこと。

 

存在意義なんて難しい事ではなくて、そこから動けないものがそこにある意味を考えていければと思っています。

以前、テレビ番組で(プロフェッショナルだったかな)庭師の方の特集が放送されいて、見た目が悪い樹木を切った時に依頼主の住職から「そこに木がある意味を考えていないのか」と一喝されたエピソードを覚えていてそれからずっと頭の片隅にはその言葉があったので、今後その意味を考えていこうかと。

 

これからどんどん考えていくテーマは変わっていきますが、そこにある意味については長い期間をかけていこうと思っています。

納屋の設計。

今、農家のお宅の納屋を設計しています。

写真などはまだお見せできないのですが、のちのち。

 

その納屋の条件が少し変わっていて、もともとあったプレハブ小屋の壁を再利用するというものです。その壁を活かしながら納屋として成立させていくという新築とは違った条件なので考えていくのがとても面白くなりそうです。

構造的にもしっかりとしたものにしなくてはならないのでじっくりと考えていきたいと思います。

 

納屋は昔から農機具を置く場所として中は暗く、とりあえず中に置ければいいというものが多いです。

しかし農機具は見れば見るほど本当にカッコイイ!特にトラクターやコンバインに代表される農耕機や鍬や鎌など鉄を使った農機具は徹底的に機能面を重視して合理的に作られているのでそれだけでカッコイイ。

そんなかっこいい農業器具をカッコよく見せる。

そんな農機具をディスプレイするような納屋に出来たらと思います。

 

土浦市営球場の工事

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昨日の夕日に照らされる土浦市営球場工事風景です。

バックスタンドのコンクリート躯体工事が進んでいます。

現在は階段状になった躯体がキレイに並んでいますので、こういう力強い安心感がある構造やコンクリートの塊は好きなのでついつい見てしまいます。

昨今はヒートアイランド現象などで夏のスポーツイベントは年々過酷な状況になっています。この過酷な状況が改善され、高校野球などの夏のイベントを多くの人が快適に観戦でき、選手達の安全を意識した球場が出来上がると良いと思います。

 

しかし夕日に照らされる工事現場、いい。美しいです。

素晴らしい球場ができますように。