トーマス・ルフ展。
写真:「トーマス・ルフ展」国立近代美術館
今日はお休みを頂いて、トーマス・ルフ展へ。
美術展などは、大体振替で平日に休みをとって比較的空いている時に行くようにしています。
今回は今月13日で終了してしまう、トーマス・ルフ展@国立近代美術館へ。
写真を撮って現像して発表するだけではなく、撮影技法の研究・画像などの情報収集・細やかな計算と偶然性・深い探求・研究心があふれる展示でした。
いろいろと虚構や現実の境界線について考えてしまう内容でした。
今自分が見ている現実の世界も他人にとって絶対に目にする事が出来ない、いわばフィクションのような存在であって、そこにカメラや画像・インターネットなどが介在することでより虚構性が色濃くなる。しかし写真はそこにあり存在している。
この現実と虚構の双方が介在するカメラや画像という矛盾を表してその境界をさがしていくような作品達でした。
ちょっと考えた後は蕎麦が食べたかったので神田の「まつや」さんへ歩いて移動。
うまい蕎麦は寒くても、”もり”でいきたくなりますね。蕎麦湯がうまい季節になりました。