トラフ展・円山応挙展。
乃木坂ギャラ間のトラフ展へ。
この展覧会ではでトラフのお二人の考え方が伺える展示になっていました。ものすごく客観的な目線とそれとは別の主観を持っているような物事に対する考え方。
一つ一つに対して目線を前後上下左右、時には別の目線にして、そして時間の中で見つめる。小さな要素や構成している要因までも様々な目線で見つめ、形という答えを出しているような気がします。
答えというか、それも違うかもしれません。その答えはわかっていないかもしれない。見つめていった先に自分たちが想像したものと違う出会いがあり、それが答えにつながっている気もする。それは時間という要素も含まれているから派生している。
ギャラ間を後にして、表参道の根津美術館へ。ポケモンGOをやりながらブラブラと。途中、偶然ほぼ日ストアを見つけ立ち寄る。カレーの恩返しの香りを吸い込みすぎてふらつく。
初めての根津美術館へ。いろいろな部分で見せる・見せない作りがとても面白い。
円山応挙展
緻密な観察・様々な手法の取り入れ・人間の表裏を真正面から受け止めたような作品群。
観察から多くのものが生まれてくる。何事にも元があることを教えてくれます。作品の数は少ないのですが円山応挙の緻密な写生画が拝見できた貴重な機会でした。
2つの展覧会を見ながら、観察・研究や試行錯誤・客観的な目線の大切さを感じる一日でした。