夕暮れ時は。
アメリカの建築家ルイス・カーンは決まって夕暮れ時に事務所の窓際に立ち、外を眺めていたそうです。彼はその時間をとても大切にしていて、その時間は所員は誰一人として話しかけることはなかったそうです。
どういった理由で彼がその時間を大切にしていたかはわかりませんが、この時間がすごく魅力的で大切な時間だということははっきりわかります。
夏の西日は特に温熱環境の面であまり良くないのですが、それを超える魅力が夕焼けにはあると思います。快適に暮らしながらも生活の中の魅力はなくさないように設計をする必要があると思います。