一級建築士製図試験。
一昨日、一級建築士製図試験の合格発表がありました。
合格した方、おめでとうございます!努力が報われることは稀ですが、それが現実となって本当に良かった。おめでとうございます!!
残念ながら合格できなかった方、本当にお疲れ様でした。この結果は努力が足りなかったのではなく、努力する方向性が間違っていたのかもしれません。客観性を大切に自己分析をし、自分に何が足りなかったのか明確にする必要があります。その自己分析をした結果を次の挑戦に活かしてください。
みなさん本当にお疲れ様でした。
今この一級建築士製図試験に対して言えることは、もはやただ条件を満たすだけでは合格は出来ないということです。求められるコンセプトに対して説得力のある提案ができているか、その上で利用者・管理者が使いやすい建物になっているかが問われてきています。
ただこれは建物を設計する際には当たり前のことで、今までの製図試験自体が現実の設計と離れ過ぎていて、条件を満たすだけで合格できていた事自体が問題だったのです。
今は違います。
人のことを考えていない建物など存在してはいけないのです。学科試験においてコンプライアンスや建築士としての姿勢や社会的存在意義などが問題として出題されている傾向からもそれが伺えます。
そういう所まで製図試験が変わってきていると思います。来年も挑戦する方はその点を意識し直してみるのも良いと思います。
やっとこれで資格学校での私の役目も終わります。
この二ヶ月間受講生ほどではないですが、胃が痛かった。
温泉でもゆっくりつかりに行きたいです。