台風。
今、雨が降り始めました。台風三号の影響かと思われます。
台風は低気圧・晴れは高気圧と言われますが、この気圧という概念はトリチェリ・パスカル等によって作られ、後に気圧計も発明されました。
そして気圧と天気の相関を発見したのはドイツのマグデブルグ市長であったゲーリケでした。彼は気圧の測定を連続して行い、気圧と天気の変化に関係があることを発見します。この発見がその後の気象学の基礎のなったのは言うまでもありません。
ゲーリケの何が凄いのか。それは発見があるかわからないけれど仮説をたて、研究・計測を続けたことだと思います。もしかしたら仮設自体が間違っているかもしれません、しかし彼は続けた。そして発見をしました。
しかしただ続けているだけでは発見はなかったのではないでしょうか。彼は続けながら仮設を立て、検証を繰り返したはずです。
ただ漠然と続けてるのではなく、目的意識を持って、試行錯誤を繰り返すことの重要性を彼の研究は教えてくれます。
続けると突き抜ける瞬間があり、ダメでもこれはダメだという発見がある。この先に何があるかわからないけど、しっかりと続ける事の重要性を台風のニュースを見て思い出しました。